※注意:おお振りの原作沿いの名前変換小説(夢小説)です※
※注意:夢小説ですが今回はマネジ業務を一生懸命やってる話です※

「おお振りの世界に異世界トリップ 第81章」


 時刻は18時半、ついに三橋本家での夕食の時間になった。ナマエは篠岡とルリと一緒に大食堂へと向かった。程なくして温泉に行っていた選手たちも帰ってきた。三橋母は改めて三橋家の人たちを紹介してくれた。三橋家の紹介が終わったら、今度は西浦高校野球部の紹介の時間だ。花井が順番に部員の名前を読み上げた。三橋母は養生テープに名前を書いて部員たちの胸元に貼っていった。お互いに紹介を終えたところで三橋祖父の掛け声で乾杯をした。いざ食事…となった時、部員全員が花井をジッと見つめた。花井は「て、ウソ、やるか?」と言って躊躇していたが、三橋母に「アレね。やってちょうだい!」と頼まれて意を決して"うまそう"の儀式を行った。三橋家の面々は野球部の大きな声に驚いていた。
 三橋家の食事は予想通りとても豪華でとてもおいしかった。しかも食後には手作りのプリンまで出てきた。ルリの手作りらしい。
「ルリちゃんすごいじゃん!!」
ナマエはルリに話しかけた。
「あはは…ありがとう」
そう言うルリの顔は青ざめていた。
「どうしたの?」
「や、知らない男子に手作りプリン食べさせるの、正直かなり抵抗あったから私が作ったこと言わないでほしかったの…」
「え、そうなんだ?そういうもん?」
ナマエはそう言って首を傾げた。
「逆にそういうのないもんなの?共学の子は違うのかな。」
ルリが訊ねた。
「あ、そっか。ルリちゃんは中学から女子校か」 ※正確には男女併学
「そうなの。だから同い年の男子との関わり方がよくわからなくて。」
「なるほどね」
そうしてルリと会話しながらプリンを美味しく食べ終わった頃には時刻は20時を過ぎていた。そろそろ帰らないと明日のサポート業務に支障が出る。
「すみませんがそろそろお暇させていただこうかと…」
ナマエがそう切り出すと三橋母が「あら、もうこんな時間ね!行きましょう!」と言って歩き出した。
「みなさん、本日は夕食にお招きくださりありがとうございました。とてもおいしかったです。時間の都合上、お片付けができなくてすみません。これからも西浦高校野球部のマネジとして選手たちと一緒に励んでいきますので何卒よろしくお願いします。」
ナマエは三橋家の人々にそう言って頭を下げた。篠岡も隣で「ありがとうございました」と言いながらお辞儀をした。
ナマエ!しのーか!また明日な~!」
田島がそう言ってニカッと笑った。
「うん、みんなも明日も一緒に頑張ろうね」
ナマエはそう言って選手たちに手を振りながら三橋母と篠岡と一緒に大食堂を去った。

 三橋母の車に乗せてもらい、まず22時過ぎに篠岡家に到着した。ナマエは篠岡に別れを告げた。そして23時頃にナマエの家に到着した。ナマエは三橋母にお礼を言ってから別れを告げた。家に入ったらまず手洗い・うがいをした後、ナマエは速攻でキッチンに向かい5合の米を研いで炊飯器に朝5時半に炊きあがるように炊飯予約をした。それからピッチャーにBCAAドリンクを作成して冷蔵庫に入れた。三橋家で仕込んできた鶏肉も冷蔵庫に入れておく。今日使ったお弁当箱と水筒は既に三橋家で洗っておいた。後は鶏肉を入れていたタッパーだけ食器用洗剤でササッと洗った。それだけ済ませたら後は即就寝だ。

 翌朝、ナマエは朝6時に目を覚ました。昨日と同様にサッと顔を洗ったらすぐさまキッチンに向かい、炊飯器から炊き立てホヤホヤのごはんを大皿に移した。そして空になった内窯をすぐに洗剤で洗ってキレイにした後、再度5合のお米をはかって米を研いでまた炊飯器にセットした。今日も吸水はさせずに早炊きモードを使った。その次はボウルに10合の米を入れてガッと水で研ぐ。洗った米は土鍋に移し水を注いで火にかけた。沸騰するまでの間に大皿に移しておいた炊き立てのごはんをお椀を使っておにぎりにしていった。具材は昨日と同じだ。まずはたらこおにぎり9個とコンブおにぎり1個を作る。おにぎりを作り終わると土鍋が沸騰し始めたのでナマエはごはんをかき混ぜ、弱火にして蓋をした。ここから15分は土鍋は放置しておいていいのでナマエは2回目の休憩の時に出す鶏の天ぷらを作ることにした。仕込みは前日三橋家で済ませておいたので今日やることは衣をつけて油で揚げるだけだ。ナマエは鍋に揚げ油を入れてから火にかけた。油が温まるまでの間にBCAAドリンクを用意した。BCAAドリンクの準備が終わると揚げ油は十分な温度に温まっていたのでナマエは味付けした鶏肉に衣をまぶしてから菜箸で丁寧に油の中に入れていった。鶏の天ぷらを作っている途中で土鍋で炊いているごはんが煮詰まったので火を止めた。ここから10分間蒸らす。その間もどんどん鶏の天ぷらを作っていく。作り終わったら今度は土鍋で炊いた10合分のごはんをほぐし、お椀を使っておにぎりを作り始めた。今回はコンブおにぎり10個とシャケおにぎり10個だ。そうしてせっせとおにぎりを作っていると今度は炊飯器のごはんがが炊きあがった。今度は炊飯器を開けてウメボシおにぎり10個を作った。今日も無事におにぎり合計40個を作り終えたナマエはそれらを田島から借りたどデカお弁当箱2箱に詰めていった。鶏の天ぷらもタッパーに入れた。あとはお弁当とタッパーと水筒をキャリーケースに詰めるだけだ。
『よし、シャワー浴びる時間は残ってる!』
昨日の夕方に温泉に連れて行ってもらったとはいえ、その後もかなり活動したのでササッと汗を流すくらいはしておきたいとナマエは思っていた。急いでお風呂場に向かってシャワーを浴びた。
『やばいやばい、もう家出なきゃ』
時刻はまもなく8時になろうとしている。ナマエは急いで髪を乾かして、キャリーケースを持って家を出た。昨日の夜は三橋母に車で家まで送ってもらったので自転車は隣駅の駐輪場に置いたままだ。しかたがないので今日は徒歩で隣駅まで向かった。8時20分に隣駅に到着したナマエは電車に乗りこんだ。ここから約1時間で本庄駅に到着できる。本庄駅に着いて改札を出たら篠岡と合流した。本庄駅からはバスで向島公園に向かった。レジャーシートを敷いてお弁当箱・水筒・コップをキャリーケースから取り出して選手の到着を待った。選手たちは予定通り10:00に向島公園に到着した。
「みんな、おはよう!」
ナマエは選手たちにあいさつをした。
「さー、寒いからスープ作ってきたよ。まずは温かいうちに飲んじゃって!」
篠岡はそう言って4本の水筒から紙コップにトマトスープを注いでいった。
「スープ飲んだらおにぎり2個ね」
ナマエは選手たちにおにぎりを手渡していった。ちなみにナマエたちもここでおにぎり2個を食べる。遅い朝食だ。
「さ、おにぎり食べ終わった人は最後にBCAAドリンクも1杯だけ飲んでおこうね」
ナマエはそう言いながら選手たちにコップを手渡して水筒からBCAAドリンクを注いだ。

「おーし、そろそろ行くか」
花井がそう言いながら立ち上がろうとするとガクッと膝から崩れ落ちた。花井だけじゃない、他の選手たちもそうだ。
「どうした!?」
「筋肉痛が…朝起きた時に戻っちまった」
花井はそう言って青ざめている。泉に至っては涙目である。選手たちは念入りにストレッチを始めた。ストレッチのおかげでなんとか立ち上がれるようになったらしい。
「じゃ、次は熊谷で会おうね」
そう言って篠岡とナマエは選手たちと別れた。ナマエたちはブルーシートを片付けてからバスに乗って本庄駅に戻った。そこから電車に乗って30分で熊谷駅に着いた。次に選手たちに合うのは星川通りで13時50分の予定だが現在時刻はまだ11時半だ。まだ2時間以上余裕がある。
「今日も足湯で時間潰そうか」
ナマエは篠岡にそう提案した。
「そうだね。でもその前にBCAAドリンクだけ先に作っちゃお!」
「あ、そうだったね」
ナマエたちはスーパーで水を購入し、駅周辺のベンチでBCAAドリンクを作った。その後は昨日と同じショッピングモールで足湯で癒された。
「昨晩は6時間半寝れたんだけどやっぱちょっと足りない感じするんだよね」
ナマエはファ~っと欠伸をした。
「そうだね、7時間は必要だよね。でも三橋君の家行けてよかった!すごい家だったね。」
篠岡はそう言って笑った。
「うん、あんな豪邸見たことない!レンって本当にお坊ちゃまだったんだね。」
「ねー!それに昨日のナマエちゃんの結婚申し込みは本当におかしかった!三橋君に聞かせてあげたいくらい。」
篠岡はそう言ってケラケラと笑い出した。
「結婚の申し込みのつもりはなかったんだけどな~」
「じゃあ、本人に言ってみたら?"責任をもって幸せにします!"ってさ。」
「うわ、それは誤解されるわ!ホントにすごいこと言ったんだって自覚湧いた!」
ナマエは今更恥ずかしくなって顔が赤くなってきた。篠岡は「え?今更?」と言いながら笑っていた。

 足湯を30分楽しんだ後は昨日と同じで1階の待ち合わせ広場のベンチに座って目を瞑り少し仮眠を取った。スマホのアラームの音で目を覚ました篠岡とナマエは熊谷星川通りに向かって歩き出した。時刻は13時40分だ。選手たちは10分後に到着する予定になっている。ナマエはキャリーケースから鶏の天ぷらと水筒を取り出した。篠岡もおにぎりの入ったお弁当箱と水筒を取り出している。そうしているうちに予定時刻になった。選手たちはまだ現れない。そこから10分…20分…と時間が過ぎてもまだ現れなかった。
「何かあったかな?」
「LINEは特に来てないね」
篠岡はそう言いながらスマホを触っている。篠岡とナマエはソワソワしながら選手たちの到着を待った。選手たちは30分遅れで到着した。
「しの~か~」
ナマエ~、熊谷遠かったよお」
先頭を歩く花井と田島がそう言いながら重い足取りで近づいてきた。他の選手たちもゲッソリしている。花井曰く、風が強かったのでルートを変更しながら歩いてきたせいで遅れたらしい。
「そか、体調崩してる人はいない?」
篠岡は選手たちに訊ねた。
「だいじょぶだけど」
「体が重い」
「なかなか進まない」
選手たちは口々にそう言って気怠そうにしている。
「まー、そりゃこんだけ歩いたらそうなるわ。さー、おにぎり食べて元気出して!今回は鶏の天ぷらもあるよ!」
ナマエはそう言いながら選手たちに鶏の天ぷらを配っていった。おにぎりは篠岡が配っている。

「うー、寒いっ!ここの休憩30分の予定だったけどもう行かねえ?」
食事を終えた田島はガクガクと身体を震えさせながらそう言った。
「あ、BCAAドリンクだけは飲んでいって」
ナマエはそう言って篠岡と一緒に選手たちにドリンクを配った。
「じゃあ、次は北本に5時半到着予定ってことでいいかな?」
篠岡が花井に訊ねた。
「あ、今日の雨の予報、時間早まってたよ。途中から降られるかも。みんなカッパ持ってるよね?」
ナマエが選手たちに訊ねるとみんなから「あるよー」「大丈夫!」と返事があった。
「おし、じゃ、また北本で会いましょう!」
ナマエはそう言って歩き出した選手たちを見守った。それから篠岡とナマエは歩いて熊谷駅まで戻り、そこから電車に乗って30分で北本駅に到着した。時刻は15時15分だ。約束の時間まではまだ2時間以上ある。
「ちょっと遅くなったけど、ランチにしよっか」
ナマエは篠岡にそう提案した。最後に食事をとったのは午前10時に向島公園でおにぎり2個食べただけなので当然そろそろお腹が空いていた。篠岡とナマエは北本駅近くのカフェに入った。
「しんどそうだったね」
篠岡がオムライスを口に運びながらそう言った。
「やっぱ片道84キロ×2は運動部男子でもキツいんだね」
「あ、そうだ、なんかご褒美買っておいてあげようよ!」
「ご褒美…って何を?」
ナマエはキョトンとした顔で篠岡に訊ねた。
「ツラい時、疲れた時に食べたいもの…かな?」
「それだったら甘いものがいいかな。糖分摂取大事よね。」
「あ、駅にコージーコーナーあったよね!」
「あった!ケーキ…は手で食べるのは難しいからシュークリームにする?」
「いいね。あとで買いに行こう。」
今回はカフェで時間をつぶしている途中で花井からLINEで"ペース落とすから遅れる"という連絡があった。北本駅が近づいたら改めて連絡をくれるそうだ。
「大変そうだけど、私たちもなんかああいうのやってみたくない?」
篠岡はフフッと笑いながらそう言った。
「あー、ちょっとわかる。私たちも"一見無理そうな課題に挑戦"ってやつやってみたいよね。」
「何か2人で一緒にできることないかな?」
「桜雲が言ってたのはピアノ…だけど家にピアノないから練習できないしな」
「水泳も通ってる時間ないよね」
「んー、いいアイディア出ないねえ」
「150キロ行軍を思いついた阿部君ってスゴいね」
篠岡とナマエは花井から連絡が来るまでそうして他愛のない雑談をしながら過ごした。

 17時40分になると花井から"今、鴻巣駅"とLINEで連絡が入った。ナマエたちはカフェを出て、まずはスーパーで水を買った。その後、コージーコーナーでシュークリームを購入し、待ち合わせ場所になっている丸いベンチへ移動した。ベンチに着いたらまずはBCAAの粉末と水でBCAAドリンクを作る。それからおにぎりが入った弁当箱を取り出して選手たちの到着を今か今かと待ち侘びた。選手たちは18時16分に北本駅に到着した。みんな熊谷の時よりもさらにゲッソリしているし、田島に至っては「ナマエ~!しのーか~!」と言いながら泣いている。そんな選手たちにナマエはおにぎりを手渡し、篠岡はBCAAドリンクを配った。選手たちは食事をとりながらも「北本遠かったよお」「足が痛い~っ」と泣き言を言っている。
「野戦病院みたいだね」
篠岡がそう言った。
「みんな、ここまで大変だったんだねえ。ご褒美あげようか。」
ナマエがそう言うと篠岡は紙袋からシュークリームの入った箱を取り出した。
「がんばってるみんなにマネジ2人からの差し入れ!シュークリームだよ!」
篠岡がパカッと蓋を開けると選手たちはワッと集まってきた。
「貰っていいんすかぁ!?」
「うまそうっっ」
そう言いながらシュークリームを一口食べた選手たちは感激で涙を流していた。
「お前らってさ、何が楽しくてマネージャーやってんの?」
シュークリームを食べながら阿部が篠岡とナマエにそう言い放った。
「え?」
篠岡は目を見開いている。
「どうした、藪から棒に?」
ナマエは阿部の質問の真意を探ろうとそう訊ねた。
「このクソ寒い中差し入れまで買って待ってんのはどうしてなんだ?三橋ん家の人もあんなしてくれると思ってなかった。まあ、それを言ったら親が1番か。どうしてあんなにオレらのためにしてくれるんだ。」
阿部は神妙な面持ちでそう言った。それを聞いたナマエは『あの阿部隆也の情緒が育ち始めている…!?』と衝撃を受けた。その間に選手たちは"そういうことを考えちゃうことってあるよね"とか"瞑想モードだな"とか"瞑想?修行?"とか"スポーツと修業は似てるよね"とか色んな話をしていた。
「私は一生懸命なキミたちをサポートするのが楽しいからマネージャーやってるんだよ」
ナマエはそう言った。
「んーっと、誰かを応援するのが楽しい気持ちはオレもわからなくもないけど、でもマネジって楽しいことばっかじゃないだろ?昨日・今日とかもさ?タカヤはその辺が知りたいんだと思うよ。」
栄口はそう言ってフォローしてくれた。
「あー、そういう意味で言うと、私は大変なマネジ業務をがんばれてる自分が好きなんだよね。野球部のマネジになる前は何もがんばれてなかったし、そんな自分のことが好きじゃなかった。でも、がんばってるキミたちを見てたら私もやる気が湧いてきちゃって、大変なマネジ業務でもがんばれちゃうの。そんで、そうやってキミたちと一緒にがんばれてる自分が好きなの。だからこのクソ寒い中でもキミたちのことを待ってたし、大変なことも含めて総合的に見たら楽しいんだ、私には。」
ナマエがそう言うと選手たちは「ほおお!?」と感心した顔をした。
「オレらががんばってるとミョウジもやる気になるのか…?」
花井がそう言った。
「そういやイトハさんに食べてるところ見てるだけで元気貰えるって言われた」
巣山がそう言った。栄口は「食べてるところ見てるだけで!?」と驚いている。
「それは貰えるでしょ」
篠岡はそう言った。
「え?なんで!?」
栄口はなおも驚愕している。
「元気な人を見ると元気になるんだよ。その人が何かがんばってればもっとだし、それ応援したらもっともっと貰えるよ。」
篠岡がそう言うと花井は「えーと…?」と考え込んだ。
「えとねー、がんばってる人見ると自分の中にちょっと火のつくような感じしない?」
「…モモカンとか?」
花井がそう言った。
『あー、やっぱ花井的にはモチベはモモカンなわけね』
ナマエがそう思っていると阿部が「オレ、それで西浦入ったわ!」と言い出した。
『隆也も!?』
「しのーかは?しのーかも元気貰ってるの?」
西広が訊ねた。
「………そう思われると寂しいかな。私はサポート役だけど応援される側のつもりだよ。ナマエちゃんだってそうでしょ?単に応援して元気を貰ってるんじゃなくて"やる気"を貰って"一緒にがんばってる"のがいいんだもんね?」
篠岡はそう言った。
「うん、そうだね。私もキミたちと一緒にがんばる側!私がキミたちを甲子園に連れて行くんだって気概でマネジやってるから!」
ナマエがそう言うと花井は「うわあ、出た!ミョウジってホントによぉ…。」と言いながら笑っていた。
「さて、そろそろスタートする?」
篠岡がそう言うと花井が「おー、やべ!行こう!」と他の選手たちに声を掛けた。
「あと20キロ!気合入れてね!」
篠岡はそう言った。
「ちゃんと歩ききってくれよ!キミたちは私のやる気の源なんだからね!」
ナマエもそう言って選手たちを鼓舞した。そうして篠岡とナマエは選手たちと別れた。

 選手たちの背中が見えなくなるまで見届けたナマエは「ふー…!終わったぁ~!」と深く息を吐いた。
「私たちもなかなかハードなスケジュールだったよね」
篠岡はそう言いながらフフッと微笑んだ。
「うん、私たちもいい経験させてもらった!」
ナマエもそう言って微笑んだ。
「さ、もう帰ろっか。早くしないと雨が降りだすよ。」
「家に着くまではもってほしいな」
ナマエがそう言うと篠岡は「私は家までまだ1時間以上かかるから確実に降られるなぁ」と言って苦笑いした。

こうしてマネジ2人は選手たちより一足先に群馬行軍の日程を完了した。

<END>