おおきく振りかぶって アニメ 感想 シーズン1第1話
<シーズン1、第1話 / あらすじと感想>
青空の下、バットにボールが当たりカコンッという音が響く。外野のフェンスギリギリまで飛んでいった球。守備側の選手はもう勝ちを諦めたのか、焦る様子もなく漫然と球をとって返球する。攻撃側の選手がホームに帰って点が入る。5回裏で点差は0−3。「三橋」と呼ばれた投手が球を受け取る。その球を投げた内野手の顔は目に光がなく荒んだ顔をしている。他のメンバーも頭にグラヴを乗せたりして完全に諦めモード。チームの雰囲気は最悪。投手の三橋はひどく怯えた様子でキャッチャーを見るがこちらもまた目に光がなく冷たい表情で、リードすらも出してくれない。1人で打者と対峙する三橋は強張った表情。次に投げた球もまた打たれてしまう。ショックを受ける三橋。高く飛んでいく球。
原作にはない中学時代の三星学園の試合の風景。アニメオリジナルの演出ですね。
チームの最悪の空気感が伝わってきます。それにしてもこりゃ酷いや。
投手ってただでさえ精神的に負担のデカいポジションなのに、キャッチャーはリードはしないわ、打たれて動揺する投手に内野やキャッチャーからの声掛けもねぇわ、グラヴ頭に乗っけて守備もやる気ねえわ。こんなんで勝てるわけねーっつの。それを全部三橋のせいで負けたことにするのってお前らホントにさァ。
そしてこのシーンで気になるのは、叶君はどこ?三橋が投手やってる間は叶君は投手できないんだからサブポジションで試合出てるもんだと思ってたけど違うのか?叶も試合出てるならお前くらい三橋にポジティブな声掛けしろよ!お前は三橋は贔屓だと思ってないんだろ??助けてやれよ!!
OPはBase Ball Bearの「ドラマチック」。
とてもいいOPですよね。曲もイラストもいい。おお振りのOPは基本飛ばさないで見ます。OPの感想はまた別ページに書こうと思ってます。
県立西浦高等学校に入学した三橋は、中学時代に部室でチームメイトたちが自分の陰口を言っていた時のことを思い出している。三橋が高等部へ進まないと聞いて喜ぶチームメイトたち。
「あいつ出ていった先で野球やるかね?」
「やるなら出ていかねーだろ。ここでしかレギュラー取れないんだからさ。」
三橋は部室の扉付近でこっそり聞いていたのかな…。
三橋『そんなのわかってる。高校の野球部行ったってピッチャーやらしてくれるわけないよ。ピッチャーやれないなら野球部入ってもしょうがない。』
そう思いながらも野球部の勧誘チラシを手に持って野球部の練習場であるグラウンドに向かう三橋。
『だから、見るだけ。見るだけ。見るだけ。』
チラシに書かれていたグラウンドに着いたが誰もいない。戸惑う三橋。そんな三橋に背後から肩を叩く人が。振り返ると眼光の鋭い、髪の長い女性。ニコッ笑って強引に三橋を引きずっていくその女性は「もうひとり来たよー!」と声を上げる。連れていかれた先には男子生徒が複数人集まっている。見るだけのつもりだったのに強引に連れてこられてしまって、焦り青ざめる三橋。
女性「お名前は?」
三橋「み、三橋」
女性「ポジションは?」
三橋「と、投手」
女性「あら、投手がいたわ」
三橋「え?」
女性「うちは一年生しかいないの。今年から硬式になったのよ。私は軟式時代の卒業生で監督やらせてもらってます。百枝まりあです。私は教師じゃないのよね〜。」
百枝は専任教師の志賀先生と散歩中のモモカンの愛犬を紹介する。
「念願だった投手が入ったところでポジション確認をしましょう」という百枝。フェンスの外には野球部の様子を覗うジャージ姿の女子生徒がいる。
百枝「投手の次は捕手…は阿部君ね。それから内野の栄口君。」
この2人は春休み中から練習に参加してるという。
百枝「シニア出身だから硬式の扱いを教えてもらおうね」
阿部「よろしくおねがいします」
栄口「栄口っす」」
西浦バッテリー初対面だ!三橋がポケ〜っと阿部の方を見てる。この頃の阿部君はまだ猫をかぶってるねw
百枝「じゃーほかに野手の人は…」
田島「はいはい!オレ田島!サードで4番だった!」
阿部「田島って…」
阿部はどうやら田島のことを知ってるらしい。
三橋「サードで4番!す、すごい!」
田島「へっへへ」
アニメ版の田島と三橋はこの時点ですでに仲良くなれそうな雰囲気でてるな。
4番だったという田島に張り合うようにニット帽を被った坊主頭の少年が「オレも4番だったけど…」と言う。続けて「でも野球部入るのやめます!」と発言。頭の後ろに腕を回して尊大な態度の坊主頭の少年。百枝が「ええっ!!」と詰め寄る。
百枝「花井…君よね。どーしてえ!?」
花井「監督が女だから」
はっと息をのむ百枝。青ざめる三橋。
花井「監督女ってありえねーだろ。それにオレ別に野球じゃなくてもいいし」
なんで監督が女だとダメなわけ?女性差別やんけ。しかもそれを悪びれもせず口にして恥ずかしくねえのかこんのクソガキがっ!
突然バットとボールを取り出す百枝。バットでボールをコンコンと上手に叩いている。
この時のモモカンの顔の表情がどことなく寂しげな虚ろな顔してて…モモカンにしては珍しい表情です。かわいいです。
三橋は『なにこれ?』と困惑。しばらく呆然とするメンバーの中、百枝が何がやりたいか分かった田島は「オレもやる!」と楽しそうに言う。
百枝「キャッチいくよ!」
カキーンといういい音とともに空高く垂直に上がる球。
花井『垂直!?』
田島「たっけー!」
阿部がミットをパンと叩いた後フライキャッチしてみせる。
百枝「ナイキャ」
百枝はキャッチャーフライを見せたかったらしい。花井は今までにこんなに綺麗なキャッチャーフライは見たことがないと呆然し、困惑中。
『あるぇ〜?』と顔に手をやる花井がかわいいw意外とチョロいぞこいつw
そこに追い打ちをかけるように百枝が「そーだジュースがあるんだ。せっかくだから飲んでいって!」と鹿児島甘夏を両手に持つ。「え、飲むって?」って困惑する花井。
百枝「待ってね、今…」
急に「ふんがあああああ」という雄叫びとともに素手で両手の甘夏を握りつぶす百枝。
ここのシーン急にBGMがロック調になってカッコイイですwドン引きするメンバーの顔もいい。田島と阿部と栄口だけ平然としてるのはなんなのかw田島は自分が対象にされてるわけじゃねーしと余裕なんだろうけど、阿部と栄口は…?もしや春休み中にすでに経験済みか?
ボールからプラコップに移した生絞り果汁を笑顔で花井に手渡す百枝。青ざめて涙目になりつつ受け取って飲む花井。
花井…こいつチョロいぞwwモモカンは花井に舐めんじゃねえぞって思い知らせたくてわざとやってるのよね?恐ろしい女だ。
三橋とフェンスの外から様子をうかがってるジャージ姿の女子生徒は『高校の監督って怖い』と青ざめている。
阿部「三橋…君?ちょっとさ、投げてみない?」
三橋は『そういえば投手はオレだけなんだ。ここでも投げられる。ピッチャーができる…!』と一瞬喜ぶがハッと何かを思い出し、俯いて「オ、オレも、やめときます」と答える。目にじわじわと涙がこみあげてくる三橋。『調子乗って投手とか言っちゃって…、投げたいけど投げたって恥かくだけだよ。オレなんか絶対認めてもらえない。』と自分に自信がなくてネガティブになっている。泣き出した三橋に「オレ泣かすようなこと言った!?」と隣の泉に尋ねる阿部。「ううん」と否定する泉。
泉君の服スゲエだせえんだけど。せっかくのかわいい顔が台無しだぜ?
三橋は「球遅いから投げても意味ない」と阿部に言う。阿部は「補欠だったのか?」と問う。否定する三橋。
阿部「なんだ、レギュラー。どこ中?」
三橋「…三星」
阿部「三星?知らないや。知ってる?」
栄口も知らないという。ここで志賀先生が「群馬の三星学園?」と聞く。頷く三橋。水谷と志賀先生が「おー!」と顔を見合わせる。
水谷は三星学園知ってるんか?三星って高校はそこそこ野球部強いらしいから聞いたことあるって感じ?それとも単に志賀先生が知ってたことに驚いただけ?
群馬ときいて「越境!?外国人部隊だカックイー」と言い出す田島と「野球留学なわけないじゃん」と否定する泉。「でもなんで埼玉に?転勤とか?」と周りが勝手に盛り上がり始めて困惑する三橋。そこに「うっぜーなもう」と花井の声。
花井「エースだったんだろ、チームで1番だったんだろ!?回りくどい自慢すんなよ」
この頃の花井はホントにクソガキだな。
そこで三橋は自分はヒイキでエースだったと説明する。「どういうこと?」と訊ねる阿部。
三橋「うちの…じいちゃんの…学校…だから……」
しゃがみこむ三橋。
阿部「経営者の孫だからってエースやらせんの?ひっでえ学校だな」
このセリフ、漫画だと「ひっでえ"監督"だな」なんだよね。なんで変えたんだろ。
三橋「監督のせいじゃないよ。自分から降りたって、部を辞めたってよかったのにそうしなきゃだめってわかってたのに、オレ三年間マウンド譲らなかった…」
三橋は自責の念を語る。「オレのせいで…オレのせいで…」と繰り返す三橋に「お前マジでうざい」と言う阿部。でも二言目は…
阿部「マウンド譲りたくないなんて投手にとっては長所だよ。投手としてならオレは好きだよ。」
ひええ、原作でもいいセリフだとは思ってたけど、中村悠一さんの素敵な声で言われるとさらにいいシーンになるな。
"好き"という言葉を聞いてようやく投げる気になる三橋は尚も「けどがっかりさせるから先に謝っておく」と弱気。阿部は『投手やってる奴ってみんなクセあるけどこいつは相当変だぜ』と思ってる。
私は小学生の頃自分に自信が全くなくてこの三橋みたいにものすごい卑屈で知らない人の前では喋れなくなる場面緘黙症だったので、三橋にそんなに違和感感じないっていうかむしろ共感することの方が多いんだけど、やっぱそれって少数派なんだよね…?私も今でもよく「ちょっと変わってるよね」って言われるしなw
久々のマウンドにジーンと感動する三橋。そこに阿部がやってきて、春休み中にマウンドを作ったことを伝える。
阿部「マウンドはどんな投手が来るのかなと思いながら土盛ったわけ。オレの作ったマウンドはどうよ」
原作漫画の時からなんだそのセリフはと思ってたけど、中村悠一さんのいいお声で言われると余計になんかむずがゆい、というかこそばゆい。
阿部から「投げるの久しぶりだろ」と言われて、「投げてたよ」と答える三橋。
阿部「自主トレしてたんだ偉いじゃん」
プレッシャーでヘナヘナヘナ〜と倒れこむ三橋。
阿部『おっと、プレッシャー与えたか?扱いにくいヤツだな』
三橋「き、期待されるような、球は、投げられない…」
ブワァと泣く三橋。
このシーンの顔かわいいw
阿部「あー、してないしてない。スキに投げてみて」
阿部『球遅いのは本当だろうし、これだけ扱いにくいとなると…』
原作では"わざわざこいつを使うこともないかな"とかヒデエこと考えてるんですけどアニメの阿部君はそこまでは言わないのね。
三橋の投球を見に集まる他のメンバー。三橋は『1球見せればオレがダメピーだってわかっちゃう』と目に涙が滲む。それを手で拭って投球の姿勢になる三橋。
三橋『三星を出るって決めた時に覚悟したじゃないか。さっさと投げて終わりにしよう』
三橋が投げる。阿部は『低い』と一瞬ミットの位置を下げたがすぐに元の位置に戻して球を取る。
よく戻して取ったな。
花井「おっせー」
花井テメェ黙ってろよ。なんで花井は今日こんなカッカしてんの?高校入学初日だから意気込んでんの?
やっぱ認めてもらえなかったかとマウンド降りようとする三橋を呼び止めて返球する阿部。再度ミットを構える。2球目投げる三橋。再度返球して構える阿部。三橋は『まだ?』と思いながら3球目を投げる。何度も繰り返す。花井は飽きてきてあくびしてる。何球かやり取りした後、三橋の方に向かってくる阿部。「三橋!球種は!?」と目がキラキラしてる阿部。
三橋「へ!?」
なんでそんなに嬉しそうなのか分からなくて戸惑う三橋。
花井「変化球はなしかよ」
三橋「ある!!」
たぶんカーブと
たぶんシュートと
スライダーのつもりと
こーゆーの
百枝「4つも!?」
阿部「たぶんとかつもりとか…投球指導って受けたことある?」
首を振る三橋。阿部は「なるほど…だからか。」と何かに納得した様子。
阿部「よしサインを決めよう。それから花井、打席立ってくれ!4番だったんだろ?3打席勝負しよう」
花井「勝負ゥ!?」
チョロい花井君。
「オレもやる!」という田島を阿部は「田島はまた今度な」と宥める。阿部は田島が荒川シーブリームスという名門チームにいた田島だと気付いている。さすがに荒シーの元4番相手では分が悪いという考えらしい。阿部はいかにも飛ばしそうな花井に勝って三橋に自信をつけてやりたいという考え。
でも、田島ほどの打者がなぜこんなところに来たのかと疑問に思ってたら、家の外にいるじいちゃんに手を振る田島。家がチャリ1分の距離にあるらしく、だから西浦に来たらしい。
阿部「もうけ〜!」
もうけ〜!ガチラッキーだよなぁ!田島がもしいなかったら西浦はかなり厳しいところだったぜ。
阿部「さてと、それじゃ内野だけ入ってくれる?」
煽るのが上手い阿部wさすがだわ〜。
花井「辞めるってのが気に食わねェか?でもいーの?見た感じデカいの打っちゃうけど」
阿部「デカいの打てるようなら辞めないでって頼むんだけどネ」
阿部は煽るのが上手いけど、花井は煽り耐性0だなw
阿部はそんな花井だから選んだんだろうけど。
「ムッキー!!」と燃える花井
阿部「三橋、使ってたサインあるだろ?こっちが覚えるからそれそのまま使おう」
三橋「サインなんて、久しぶり。キャッチャーには、すごく、嫌われてた…と思う。…あの人4番だったって。」
阿部「知ってるよ、だから指名したんだもん。大丈夫だよ。オレ中学の時あいつを見たことあるんだ。」
え?どうして!?阿部はシニア出身なのに何で見かけたの?
阿部『このタイプの攻略には自信がある。充分煽れたし。』
煽り耐性0でしたねw
三橋は弱気で「オレのせいで阿部君も負ける」と言う。
阿部「三橋、オレがお前をホントのエースにしてやる!」
名シーン来たー!!中村悠一さんの素晴らしいお声でこの名言が!!
阿部「その代わりオレの言うとおりに投げろよ。サインに首を振る投手は大嫌いなんだ」
名言とともに呪いもきたー!w中村悠一さんの素晴らしいお声でっ!
3打席勝負、プレイ開始!
審判は泉君。リードに感動する三橋
1打席目の1球目、アウトハイにボールになるまっすぐ。三橋は打たれると思ったが花井のバットはボールの下を空振り。
阿部は花井のことを「こいつは目がいい。そうでなくちゃ。」と分析している。
2球目、アウトローにカーブ。遅くて打ち損じる花井。ショートゴロ。一死。
阿部「ワンナウト」
花井「まだ一打席だろ!次来い次!」
まーだ煽られてるw
阿部は花井はまだ頭回ってないと判断し、三橋に真ん中へまっすぐを要求。
阿部『オレを信じて投げられるか』
三橋のことも試してるのね。
三橋は一瞬首を振りかけるが阿部が首振る投手は大嫌いなんだと言った言葉を思い出してやめる。でも、わざわざ打たれるところに投げたくないと思う三橋。
――オレがお前をホントのエースにしてやる!
『あんなこと言われたことなかった。だから阿部君を信じたい!』
2打席目の1球目、阿部の要求通りに投げる三橋。花井は真ん中まっすぐを空振り。『なんだ!?』と戸惑う花井。花井の空振りに驚く三橋。
花井はついに集中し始めた様子。それを見て阿部は2球目はインハイに外す球を要求。まだ少しバットが動く花井、見るには徹しきれてない。
そんな花井が打ち損じるのを見越して3球目は真ん中からシュート。花井は球を高く上げてしまい田島がフライキャッチで二死。
阿部「ツーアウト」
悔しがる花井。
マジで阿部が煽るのがうまいwww
アウトが取れて嬉しい三橋。田島や水谷や栄口が「ナイピ」と声を掛けてくる。
三橋『オレはこのチームでホントのエースになれるかもしれない』
3打席目、真ん中高目にまっすぐ。見送り。ストライク。
なんかいつの間にか3打席目の2ストライク取ってたらしくてこれで三振で三橋&阿部の勝ちっぽい。
三橋の球が浮いたように感じた花井は「ちょっと待った今の何!?」と三橋に詰め寄る。「言い訳すんなよ」と冷やかす水谷と田島。
阿部「あれは三橋のまっすぐだよ」
花井「ストレートじゃねえだろあれは」
阿部「ストレートじゃないよ。三橋の持ち球にストレートはないんだ」
三橋は投球指導を受けたことがないからストレートが投げられないらしい。
阿部「でも花井は最高のストレートを見たみたいに浮くっていう。これは花井がいい打者な証拠なんだ」
照れる花井。
やっぱチョロいwww
三橋の球は遅いストレートと最初の軌道が似ているが遅いストレートほど落ちないので目のいい打者には浮いているように錯覚してしまうらしい。
阿部「三橋、お前のまっすぐは武器になるよ」
泉「でもそいつ中学時代はダメダメだったんだろ」
泉君なかなかヒドイこというな。普段はそんな子じゃないでしょ!
「クセ球っていうだけだから慣れれば打てるんだ」という阿部に「じゃあなんで俺は慣れなかったんだよ」と問う花井。阿部「慣れさせない投球を三橋ができるからだよ」
ここで三橋はストライクゾーンを9分割して投球していることが発覚。驚く百枝。
阿部「プロでもできないようなボールコントロールの技術を三橋は持ってる。これをうまく使えば正直花井からはいくらでもアウトを取れる」
事実とは言えこれからチームメイトになる人間にそれ言っちゃう?wちょっと阿部君ひどすぎない?wま、今日の花井は調子乗ってて言っちゃいけないようなこと沢山言ったからお仕置きってことでいいか。
阿部「三橋、投手としてお前は充分魅力的だと思うよ」
三橋「オ、オレは、阿部君がすごいんだと…思う!」
阿部『わかってるじゃないか。オレのリードがなければお前はただ球が遅いだけの投手だ。自分の力のなさを覚えておけよ。お前は3年間オレの言うとおりに投げるんだ!』
CV中村悠一のおかげでなんだか優しく聞こえるが、言ってることサイテーだからな。騙されちゃだめだぞ。
阿部は「三橋はどんな打者にも勝てる投手になる。あとは打たせた球取ってくれる野手と1点入れてくれる打者がいれば甲子園に行ける!」と断言。
ひえー。すっげええな。阿部は自分のリードの能力をすごい信じてるんだね。三橋がいれば自分の頭脳を活かしたリードを遺憾なく発揮できる上に荒シーの田島もいるってんでこれはイケるって思ったんかな。
固唾を飲む花井。
野球部辞める気はなくなったみたいね。
三橋「ムリです」
全員「はあああ!?」
花井「ムリとかいうなよ一応目指せよ」
田島「なんで一応!?オレマジ行く気だけど」
花井は三橋のこと認めたっぽいな。態度が柔らかくなった気がする。
百枝は「やる前からムリムリ言ってチームの士気を下げるような人にエースナンバー1番はあげない」と三橋に言う。GWは合宿して、「その仕上げに三星学園と練習試合をしましょう!」と提案する百枝。
鬼畜wwww
三橋「いやだあああああ」
漫画でもすげえ顔だったけどアニメ化してもやっぱすげえ顔ww
百枝からケツバットを食らい、すごい勢いで転がる三橋。
え、ちょっと、あの、大事な投手なんです!怪我するからやめてえ!
青ざめる花井。驚く田島。平然としてる阿部。
阿部君はこの頃はまだ過保護じゃないのね。今三橋がこんな転がったら阿部はモモカン相手でも抗議しそうだ。
百枝「その性格どうにかしなきゃマウンド登らせないからね!」
阿部は『変えられるとは限らない。だましだまし使っていくしかない』と考えている。また甘夏を素手で握りつぶす百枝。
ここでまたロックな音楽がwこれがモモカンの曲なのか?w
飛んでくる果汁に目をつぶってる阿部と花井の顔がかわいいw田島と三橋はあんぐりと口を開けてる。
フェンスの外から野球部を見てるジャージ姿の女子生徒は再度ビビって青ざめる。
百枝「エースになりたいなら性格くらい変えてみせてよ!」
三橋『オレ、エースに…エースに…』
EDは高田梢枝の「メダカが見た虹」
めっちゃいい曲ですよね。歌詞がさ、三橋の気持ちを描写してるみたいな、なんか…自己嫌悪に苦しんでる感じとそれでも乗り越えようとがんばってる感じがして、聞いてて泣ける。EDの感想はまた別ページに書こうと思います。
<シーズン1、第1話1話終了>